最終話
前回までのあらすじII【^o^】
仕入れ代金支払い用に銀行融資の検討中・・・
3,000万円の期間3年プロパー無担保融資で条件提示を依頼中
某メガバンクA(融資取引している当社のメインバンク)提示金利2.5%
某メガバンクBのB支店(口座も開設していない銀行)提示金利3.2%
某メガバンクBのC支店(当社のお客さんからの紹介、B銀行の違う支店)提示金利3.5%
某メガバンクBのB支店
電話で・・・
担当B:持ち帰りさせて頂いて、部長と相談した結果いい数字がだせるようになりました。
僕:どれくらいですか?
担当B:2.35%です!如何でしょうか?
僕:ありがとうございます。でもそれでは某メガバンクAとあまり変らないですねぇ・・・。(またまた〜)
担当B:そうなんですか?
僕:ええ、2%代前半って云ってましたから・・・(そうだっけ・・・)
担当B:はっ〜。いまご検討されているのは当行と某メガバンクAだけですか?
僕:基本的にはそうなんですが・・・。
ただ、申し訳ないんですが・・・1%代のご提示頂かないと難しいかも・・・。(ひぇ〜)
担当B:1%代ですか!?
僕:ええ、当社の顧問税理士先生が今どきどこも1%代で借りてるぞーって・・・。
1%代じゃなきゃ借りちゃダメって云ってるんですよ。怒鳴りながら・・・。
だから、某メガバンクAにも1%代でご提示お願いしたんですよ。
担当B:そうですか・・・わかりました。ちょっと特殊な方法で計算しなおしますので、当行のご提示をお待ち下さい。
必ずまっていてくださいよ。
僕:特殊な計算方法ってなんですか?
担当B:いやっー色々とありまして・・・。
某メガバンクBのC支店
電話で・・・
担当C:いい数字がご提示できそうです。2.35%でいかがですか?
僕:うわー随分下がりましたね・・・
担当C:ええっ頑張りました。
僕:申し訳ないんですけど・・・略・・・1%代じゃなきゃ借りちゃだめだって云ってるんですよ顧問税理士先生が・・・。
担当C:判りました。対抗は某メガバンクAですね。
僕:・・・
某メガバンクBのB支店
電話で・・・
担当B:社長、何とか作れました。部長のOKもでましたので。1.925%でいかがですか?!某メガバンクAには負けませんよ!
僕:へーすごいですね。【^o^】
担当B:ええ、当行の貸し出し基準の1.675%っていうのがありまして、御社規模ならこれに最低0.25%足さなきゃいけないんですけど、今回はその数字ですから、絶対にこれが最低です。
どこにも負けませんよ!!
僕:そうですか、【^o^】じゃそれでお願いします。
早速書類が必要ですよね。
担当B:印鑑証明書だけお願いします。
僕:あれ?納税証明書とか謄本は?
担当B:絶対に当行だと思ってましたから、もうこちらで取得しました。
僕:はやっ・・・
某メガバンクBのC支店
電話で・・・
担当C:明日にならないと正式な決済が下りないんですが、すごいですよ1.925%で如何ですか?
僕:ごめんなさい、他もそれくらいだったんで、他にお願いしちゃいました。
だって最初の提示が高すぎるから、そんなに下がらないと思ったんで・・・。
最初から低めの提示にしてくださいよ。
担当C:いやー銀行の中も色々ありましてね、最初に低めに提示は出来ないんですよ・・・残念です。
春にまたお願いします。
某メガバンクA
電話で・・・
担当A:社長2.35%まで落とせますが如何ですか?
僕:ごめんなさい、某メガバンクBのB支店が1.925%で提示してくれたんですよ。
顧問税理士先生も一行付き合いはダメだって云っていますし。
担当A:私もそう思いますが・・・。でも1.925%ですか・・・。
某メガバンクBは最近おとなしいと思ってたんですけどねぇ〜。昔はよく競合でひっくり返されてたんですよ。
むちゃな事するんですよね・・・最近はおとなしかったんだけどな・・・またか・・・・・・・・・・・・やられたな・・・。
3話連続
『めざせ1%代。銀行の金利って案外適当かも』【当社の社員と顧問税理士先生は恐い編】 終了
めでたし、めでたし。
そして・・・
某メガバンクC登場
電話で・・・
担当D:御資金の需要はございませんか?
僕:いくらなんでも遅いかなっ・・・【>_<】
太字を覚えた〜♪